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「パノラマ・ファクトリー」の使用法

平成15年8月1日   文責:神原幹郎


Panorama Factoryのダウンロード先は http://www.panoramafactory.com/download.html#freewareです。

1.はじめに

   パノラマ・ファクトリー/Ver 1,6はフリーソフトで、手軽にデジカメ 及びスキャン・イメージを使ってパノラマ写真が楽しめるソフトです。
   デジカメでパノラマ・イメージを準備する場合、次の事に注意して下さい。

   1.露出を固定する。(露出ロックをしたり、マニュアルで撮る。)
   2.距離を固定する。(出来ればマニュアル、パンフォーカスにする。)
   3.三脚を使い、カメラを水平に置く。
   4.動く被写体がある場合、被写体が切れたり、2重写しにしない。
   5.重ね合わせの範囲を1/4から1/3とる。
   6.広角撮影はなるたけ避ける。焦点距離を覚えておく。

   出来るだけ詳しく、コンピューターの超初心者でも安心してダウンロード、インストール、 使用、トリミング、画像の保存ができように心がけましたが、ご質問がありましたら 神原までお寄せ下さい。解る範囲でお答え致します。

2.ダウンロードとインストール

   ダウンロード・サイトで画面のところをクリックします。
0DownloadSite.jpg

   自動的につぎのテーブルが表示されます。
1DownLoad.jpg

   自分のコンピューターのダウンロード先を決めます。
2DownLoad.jpg

   ダウンロード終了。
3DownLoadFinish.jpg

   「開く」をクリックすると次の画面が出ます。「Setup]をクリックします。
4StartSetUp.jpg

   次の画面。「Next」をクリック。
5Welcome.jpg

   使用承諾に「Yes]をクリック。
6Yes.jpg

   次の画面も自動的に出てきます。使用者の名前は変更可。
7UserID.jpg

   インストール先のディレクトリーの指定。
8Directory.jpg

   インストールの仕方「Typical]をクリック。
9Typical.jpg

   このソフトはウィンドウズがレジスターします。「Next」をクリック。
10Folder.jpg

   インストール完了。
11SetUpFinish.jpg

3.アイコンをデスクトップに置こう!

   このソフトはデスクトップ右下の「スタート」>「プログラム」とクリックしても 出てきません。アイコンをデスクトップに直接置いてみましょう。まずはご自分のコンピューターのファイル 管理ソフト(エクスプローラ等)を起動し、「Program Files」の中の「The Panorama  Factory」>「PFactory]のディレクトリーを探します。
12FindWhere.jpg

   このソフトの起動は「PFactory」のアイコンをクリックすればよいのですが、 毎回いちいち「エクスプローラ」を動かして、「PFactory」のアイコンを探すのはめんどうですので、 「PFactory」のアイコンをデスクトップに作ります。まず、「エクスプローラ」にある 「PFactory」のアイコンにマウスを置き、右のマウスボタンをクリックします。
13ToDeskTop.jpg

14DeskTop.jpg

4.「パノラマ・ファクトリー」の起動と使用

   「パノラマ・ファクトリー」の起動はデスクトップ上のアイコンをクリックします。 起動すると下の画面が現れます。次にデジカメで撮ったイメージをこのソフトに取り込みます。そのためには、 画面の左のフラッシュが光っているカメラの絵(Import Images)をクリックします。
15PFOpen.jpg

   メイメージ・ファイルのある場所に行き、イメージを選びます。下の写真の場合は 「Pano」というディレクトリーに3個のファイルがあり、それを全て選びました。ウィンドウズで複数個 のファイルを選択する方法は、コントロール・キー「Ctrl」を押したままマウスの左ボタンで順繰りに 選んでいきます。そして「開く」をクリック。
17ChooseImages.jpg

   「パノラマ・ファクトリー」の下段に選んだイメージが出てきます。
18ThreeImages.jpg

   次に、「Tools」でパノラマ作成の条件を設定します。まず、「Focal Length」 で撮影した時のレンズの焦点距離(35mmフィルム換算値)をインプットします。
19Tppls.jpg

   この例では、オリンパスのC2100UZというデジカメでズームを標準にして撮った写真 なので、カメラのカタログから35mmカメラ換算値の38mmと設定しました。もしこの値が解らない場合は 35から45の間にしたら大概の場合問題ないと思います。もちろんいろいろな値を試すことが出来ます (後述)。Exifデータと、デジカメのレンズ焦点距離とその35MMカメラ換算値の割合からでも正確な入力値が 計算できます。
20SetFocalLength.jpg

   次に「Tools」の「Blending Properties」で「Auto  Exposure(自動露出)」を解除します。解除しない方が正解のように思えますが、筆者の経験では 解除しないと却ってイメージの色彩に段差ができました。これも読者の皆さんが設定の解除・不解除で試される とよいと思います。
21AutoExposure.jpg

   次に「Tools」>「Fine Tuning Properties」> 「Option」の「Automatically Fine Tune」を選びます。
22FineTune.jpg

   条件を設定したところで?印の下の青空のあるパノラマのアイコン(Stitch)」を クリックしてイメージの合成をします。Stitch(スティッチ)は縫うとか縫い合わせるという意味ですね。
23Stitch.jpg

   画面上段に縮小合成イメージが現れます。
24StitchFinish.jpg

   下段の写真は縮小されていない合成イメージですが、「縫い合わせ」の部分は赤い線で 長方形に囲ってあります。この範囲を良く見てうまく合成出来たか調べます。下の写真ではレンズ焦点距離の 設定が間違っており、縫い合わせがうまくいっていません(焦点距離60mmとしました)。
35WrongFocalLength.jpg
35WrongFocalLength2.jpg

   不具合の修正は、「Tools」を開けて条件の設定し直しをします。それから、再び 合成をする時は、下の写真のように「Images」>「Restitch(再合成)」をクリック します。
36Restitch.jpg

5.パノラマ・イメージの保存とトリミング

   出来あがった合成写真はデコボコがあって、トリミングが必要ですが、「Panorama Factory」のトリミング機能は使い勝手が悪いので、とりあえずデコボコがあるままで画像を保存し、別の イメージ・ソフトでトリミングをすることにしましょう。仮に保存には「JPG」ファイル形式を使用する とします。普通のソフトに使う「Save As(名前をつけて保存)」ではこのソフトの場合JPGには 保存できず(このソフト固有のファイル形式になる)、「Save View As(見たままを名前をつけて 保存)」を選んでJPG形式に保存します。
26SaveViewAs.jpg

   保存するディレクトリーとファイル名を指定します。この場合Yama.jpgと しました。
27Save.jpg

   「パノラマ・ファクトリー」を閉じます。この際下の写真のように「Panorama1への 変更を保存しますか?」と聞かれますが、「いいえ」と答えます。(既に保存してあります)
28No.jpg

   次に皆さんがお持ちの総合イメージ処理ソフトを開けます。これはトリミングと 再保存のためです。下の例では「月刊デジカメ作品」の第3号でご紹介した「イメージ・フィルター」 を開けました。そして先ほど保存したYama.jpgを選んで開きます。
29Open.jpg

   「イメージ・フィルター」の「フィルター」>「トリミング」>「ドラッグ範囲」 と選択していきます。そしてマウスの左ボタンを押したままトリミングの範囲を決めます。
30DragArea.jpg
31Trim.jpg

   トリミングされたイメージを保存します。「ファイル」>「名前を付けて保存」と 選択します。
32SaveAs.jpg

   「Yama2.jpg」としました。
33SaveAs.jpg

   品質レベルを指定して「保存」OKです。
34SaveOK.jpg

   作品例1(失敗例)
640FailedPano.jpg
   上の写真は山の頂上から少し下りた所で360度の眺望を撮ったものですが、完全な失敗ですね。 原因はデジカメを三脚上に水平に置かなかった為に、左から右へイメージが徐々に下がっています。

   作品例2(まあ成功の例)
640DecentPano.jpg
   これはほぼ成功!